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2014年3月

3月28日(金)~30日(日)

世界から見放されたような夜も、
なにもかも捨てたくなった朝も、

いつも、遠くでなにかが光っていた。

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暮らすこと と 作品をつくること。
くロひげにいると、このふたつは同じことって気がしてくる。
ごはんたべて、作品つくって、ごはんたべて、作品つくって。

コジママサコ

2014年3月26日(水)

アメリカのアーティストであるアイザック・イマニュエルのダンス作品『Aniconic』3部作、および出演者の一人であるスルジット・ノンメイカパムのソロ作品『OneVoice』を上演します。
イマニュエルはサンフランシスコで舞踏の影響を強く受けながらも、物体と身体、静と動、視覚と身体感覚の間を自在に行き来するような独特の詩的な作風で国際的に活躍している若手アーティスト。国内ではまだあまり知られていません。
『Aniconic』はインドのアタカラリ・ビエンナーレの滞在制作プロジェクトでトリオ作品として作られ、2013年に初演された後、三部作へと拡張されました。全体をまとめて上演するのは今回が初。今後、同じキャストで国際的なツアーが予定されています。
ノンメイカパムは『Aniconic』初演時のキャストの一人で、インドの身体技法だけでなく舞踏にも関心をもちながら、身体と空間の有機的な関わりに焦点をあてた作品を作っています。今回は『Aniconic』への出演に加え、各国で高く評価されたソロ作品『OneVoice』を上演します。
イザドラ・ダンカンやアンナ・ハルプリンなど舞踊史上の革命児を生んだサンフランシスコはもともとアジア文化の受容に長い歴史がありますが、玉野黄一などの影響で舞踏シーンも独自に展開しています。いわば寿司に対するカリフォルニア・ロールのごとく、元のものとは異質な方向に発展を遂げた独特の味を「本場」に逆輸入し、日本のダンスシーンに刺激を与えます。

2014年3月23日(日)

嘘をつくことは容易いのに
どうして、本当のことを口にするのは難しいのだろ

2014年3月21日(祝・金)

2014年3月12日(水)/20日(木)

民俗芸能調査クラブの今年度は、演劇、ダンス、音楽などの活動をしているメンバーが、それぞれに自分の調査したい場所に行き、それぞれに問いを持ち帰ってきました。また、何人かでバリに調査旅行に行き、そこでの様々な風習や民俗芸能の調査もしました。それぞれに、違った問題意識を持ちながら、徐々にその問いが重なってきています。それらが重なってしまうのは、同時代に生きていることによって感じざるを得ない何かが、私たちに何かを語りかけているからかもしれません。現在を見る視点を得るために、長い時間を経て来た芸能を観察すること、それは、とても的を得ている行為だと強く感じ始めています。語りかけてくる何かを問いにして、さらに実験に落とし込みます。実験をするという行為は、そのことによって、問題意識を共有して行こうとする行為でもあります。実験を共有することによって、結果ではなく、開かれた問いがいくつも立ち上がるでしょう。ぜひお立ち会いください。開かれた問いが私たちに突きつける何かを目撃してください。
                        2014年春。 手塚夏子

2014年3月14日(金)〜15日(土)

卒業式前夜。男は親友浜崎を待った。しかし現れたのは昨日までとは別人の親友。
四年後、男達は出会った。自分達をよく知る見覚えのない男に。
そして人生は一変する。勘違いは争いを、嘘は悲しみを生み出していく。平凡だった男達は平凡でいられるのか?
彼らの味方であり、支配者?エミコの正体とは?彼らの人生の結末とは!?
男達の10年間をオムニバスバス形式で描くソフトブラックコメディ!!

《ご注意》
あらすじはとても過度な表現になっております。
よって過度な期待はご遠慮ください。

2014年3月7日(金)〜9日(日)

ワークショップ参加者募集!
ダンスや振り付けとは離れた世界にいる美術家の雨宮庸介氏と一緒に「どのように動くのか」の前に「なぜ動くのか?」を一緒に考えるワークショップです。専門的な細かい動きの修練というよりも、表現者であればいつまでもつきまとうであろう「なぜ動き(つくり)、なぜそれを人に見せるのか」を今一度考えてみようという主旨で、簡単なディスカッションと実践をします。日常の動作からはじまり特殊な動作まである中で、各自どこに焦点を合わせて作品化していくのか、を捉えるための考察を目的とします。