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民俗芸能調査クラブ2014年春。

2014年3月12日(水)/20日(木)
民俗芸能調査クラブの今年度は、演劇、ダンス、音楽などの活動をしているメンバーが、それぞれに自分の調査したい場所に行き、それぞれに問いを持ち帰ってきました。また、何人かでバリに調査旅行に行き、そこでの様々な風習や民俗芸能の調査もしました。それぞれに、違った問題意識を持ちながら、徐々にその問いが重なってきています。それらが重なってしまうのは、同時代に生きていることによって感じざるを得ない何かが、私たちに何かを語りかけているからかもしれません。現在を見る視点を得るために、長い時間を経て来た芸能を観察すること、それは、とても的を得ている行為だと強く感じ始めています。語りかけてくる何かを問いにして、さらに実験に落とし込みます。実験をするという行為は、そのことによって、問題意識を共有して行こうとする行為でもあります。実験を共有することによって、結果ではなく、開かれた問いがいくつも立ち上がるでしょう。ぜひお立ち会いください。開かれた問いが私たちに突きつける何かを目撃してください。
                        2014年春。 手塚夏子

部長 手塚夏子

平成25年度部員

    木下毅人 萩原雄太 武田力 若林里枝

    稲村香菜 宮内康乃 栩秋太洋 福永ひろ美 桑野由起子

     ※今回の発表は太字の方のみを予定しております。


日程

  第1段階 2014年3月12日(水) 13時〜18時を予定

  第2段階 2014年3月20日(木) 13時〜18時を予定  


会場:STスポット(横浜)


参加料金 1000円(ドリンク付)


ご予約:STスポットまでメールあるいはお電話でお申込下さい。

お問い合わせ:STスポット

      Mail :  mail@stspot.jp

       Tel. : 045-325-041



民俗芸能調査クラブとは

趣旨目的

民俗芸能調査クラブでは、主にアーティストの手法への可能性を主軸とした民俗芸能の研究を行うことによって、現代作家にとっての新たな可能性を模索します。

具体的には、参加者が個々人の作品創作(ダンス、演劇、音楽等)の手法を紹介し合いながら、身体感覚を重視し、多角的に民俗芸能を調査。その独自な視点によって浮かび上がってくる要素を元に、議論や実験をしながら研究を深め、現代的な創作活動への問いを浮き彫りにしていきます。

またこれらの調査活動が主にダンスを中心とした現代における身体表現の可能性に繋がることを目的とします。

 

本クラブでは民俗芸能の定義をコミュニティーにとって必要な(必然として現れた)芸能(踊り、唄、演劇など)としています。


文化庁委託事業「平成25年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
主催:文化庁、NPO法人STスポット横浜
特別協力:急な坂スタジオ
制作:NPO法人STスポット横浜
助成:公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団