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2013年7月

2013年7月22日(月)〜23日(火)

瞽女について

江戸時代はじめ、藩政の盲人救済事業として「瞽女」制度が始まり、全国に五派の流れがあったといわれる。高田瞽女は、そのうちの「播磨派」に属し、かつては高田市内に十数軒の「瞽女屋敷」があり、それらが組合としての座をもっていた。瞽女(ごぜ)盲目の女旅芸人である。

瞽女は一年は、旅に明け旅に暮れる。二月から大晦日まで、組ごとにわかれた瞽女は越後の山村にある「瞽女宿」を訪ねつづける。瞽女宿は普通の農家であった。村から村へ三味線を弾き、祭文松坂を唄い、ときには地方のニュースまでたずさえて渡り歩いたさすらい人である。

【創造支援公募プログラム】坂あがりスカラシップ募集開始 8/31〆切

横浜の劇場・稽古場である急な坂スタジオ・横浜にぎわい座(のげシャーレ)・STスポットが各館連携のもと、稽古から作品上演までをトータルサポートする若手舞台芸術家の創作支援プログラム「坂あがりスカラシップ」を実施します。

2013年7月13日(土)〜21日(日)

【シンポジウム symposium】 多数の者が一つの問題をめぐって議論を交わす集団討議法の一種。夕食後などに行われる酒宴を意味するギリシア語 [symposion] に由来する。プラトンが酒席で行われた〈愛〉をめぐる討論を内容とする著書『饗宴』の題名にシュンポシオンの語を用いてから,親しい雰囲気のなかで行われる論議をこう呼ぶようになった。 (世界大百科事典より)

一般的には、あるテーマを決めて広く聴衆を集め、公開討論などの形式で開催されることが多い。この他、小グループの活動報告や、余興が行われることもある。事前に打合せを行っておかないと、かみ合わない話のまま進行してしまう事例もまま見られる。(Wikpedia 現代のシンポジウムより)


現代人の抱える問題をテーマに発表した『モラトリアム』『リハビリテーション』『カウンセリング』に続く東京デスロックの新作『シンポジウム』は、語の由来にもなったプラトン著による『饗宴』をモチーフに、横浜、京都、北九州、ソウル、各地域で活動するアーティストと共に行う愛のパフォーマンス。コミュニティの姿、サイズ、そしてそこにある愛を見つめる、言葉による、言葉によらない、現代の饗宴。