ST通信The Web Magazine from ST Spot

前向きに諦める。 ――asamicro インタビュー|2024年3月

2024年3月14日(木)19:10インタビュー

3月19日・20日、ST スポットにてダンサー・振付家のasamicroさんによるソロダンス作品『Like throwing a pass』が上演されます。 本作は、漁師町で育った自身の祖母と家族の歴史に焦点をあてた『海におはぎを投げる日』の続編にあたり、グループ作品として発表した作品をソロダンスとして新たに再構築します。 ヒップホップダンス...

なぜ、継承を欲望するのか――「継承を欲望する」ワークショップレポート(テヅカアヤノ)|2024年3月

2024年3月07日(木)15:32レポート

2009年に『アントン、猫、クリ』が初演されてから15年が経つ。いま作者である篠田千明は、STスポットでも上演された本作のスコア化を目指して動き出している。 今回、STスポットでは、その篠田による「演劇をスコア化する」ワークショップを2月に開催した。講師には篠田と、ダンサー・振付家である神村恵、作曲家の安野太郎も加...

STミーツ#03 譜面絵画 vol.14 喫茶シリーズ二本立て『珈琲にシラップ、時を選ばない無常と風』+『Re:牛乳とハチミツ、ゆれて三日月を喰みる』三橋亮太インタビュー|2024年1月

2024年1月29日(月)12:21インタビュー

STスポットが若手のアーティストにフォーカスしてお届けするインタビューシリーズ「STミーツ」。 第3回目に登場するのは、昨年のショーケース企画 『コーラル&ストロベリー』にもご参加いただいた「譜面絵画」さんです! STスポットでの公演は今回で3回目となります。 2月の新作公演では、「喫茶シリーズ二本立て」と銘打ち...

思い出し、紐解かれ、紡がれる  ―『まとまらない身体と 2024/横浜session』出演者インタビュー|2024年1月

2024年1月24日(水)10:00インタビュー

1月26日より開幕する『まとまらない身体と 2024/横浜session』 本作は福留麻里によるダンスプロジェクトで2021年から収集しはじめた10秒前後の「小さな振付」から構成されます。 福留をはじめ、様々な人により作られたり見出された「小さな振付」は、2024年1月時点で約165個あり、ささいな日常の出来事、いつかどこかの風景、記憶……...

STミーツ#02 マルレーベル『一等地』加茂慶太郎インタビュー|2023年11月

2023年11月24日(金)10:58インタビュー

STスポットが若手のアーティストにフォーカスしてお届けするインタビューシリーズ「STミーツ」。 第二回目は、福岡市を拠点に活動する「マルレーベル」さんです! カンパニーとしてのあり方自体も模索しているマルレーベルでは、作品が形成する過程での、参加者の対話を重視しているといいます。今回、上演される『一等地』はどの...

ダンスも場も自分ごとに ―6steps木村玲奈インタビュー|2023年11月

2023年11月19日(日)15:03STスポット

12月6日・7日にSTスポットにて『6steps|6段の階段+振付書+演出から生まれるダンス』が上演されます。 本作は6段の階段を振付の一部として使用するダンス作品であり、プロジェクトです。2020年からさまざまな形態で展開しています。 今回はジャンルの異なる2組のアーティスト、チーム・チープロ(松本奈々子、西本健吾)、松本真結子...

部屋と演劇vol.1 イベントレポート|2023年10月

2023年10月02日(月)14:12STスポット

『部屋と演劇』は、中村大地、野村眞人、福井裕孝の3名の演出家による集まりだ。 2019年に三鷹SCOOLで連続公演をしてから、ポッドキャストなどで不定期に活動を展開してきた。 スローガンは、「パッ(と作って)ワッ(とやって)サッ(と帰る)」。 昨年6月に『部屋と演劇vol.0』と題して、「安住の地」の俳優・森脇康貴と3人で...

STミーツ#01 がらんどう『受能』青柳潤インタビュー|2023年7月

2023年7月21日(金)15:16STスポット

STスポットが若手のアーティストにフォーカスしてお届けする新インタビューシリーズ「STミーツ」。 第一回目となる今回は、ダンスカンパニー「がらんどう」の青柳潤さんにお話を伺いました。青柳さんは7月29日に開幕する旗揚げ公演『受能』で振付・演出を担当されます。 本作は、上演の前に出入り自由のダンス展示の時間が設けられ...

時間を経ることで語れるもの ―屋根裏ハイツ(中村大地・村岡佳奈)インタビュー|2023年1月

2023年1月18日(水)14:59STスポット

屋根裏ハイツ『父の死と夜ノ森』が1月19日(木)~22日(日)にSTスポットで上演されます。 マレビトの会『福島を上演する』プロジェクトの一演目として、フェスティバル/トーキョー18で初演された松田正隆の『父の死と夜ノ森』。この戯曲に若手劇団・屋根裏ハイツが挑みます。 物語の舞台となるのは、福島県の富岡町といわき市で...

仮想の他者と踊る ―チーム・チープロ(松本奈々子・西本健吾)インタビュー|2022年11月

2022年11月29日(火)16:10STスポット

松本奈々子さんと西本健吾さんによるパフォーマンス・ユニット「チーム・チープロ」。そのダンス作品『京都イマジナリー・ワルツ』が12月1日(木)〜5日(月)にSTスポットで上演されます。 本作の出発点は、2020年のコロナ禍に松本さんが始めた、想像上のものや人、風景と踊ることを試みる「イマジナリー・ワルツ」 プロジェクトで...