「部屋と演劇」を再考する――部屋と演劇(中村大地、野村眞人、福井裕孝)インタビュー|2024年10月
2024年10月11日(金)13:00インタビュー
8月3日、STスポットで『部屋(壁・床・天井)と演劇』と題されたイベントが開催された。 「部屋と演劇」は、中村大地(屋根裏ハイツ)、野村眞人(レトロニム)、福井裕孝の演出家 3 名による集まりである。 2019 年から月 1 ペースで集まったり企画をしたりしながら、上演とそれがおこなわれる空間との関わりについて、関心や問...
2024年10月11日(金)13:00インタビュー
8月3日、STスポットで『部屋(壁・床・天井)と演劇』と題されたイベントが開催された。 「部屋と演劇」は、中村大地(屋根裏ハイツ)、野村眞人(レトロニム)、福井裕孝の演出家 3 名による集まりである。 2019 年から月 1 ペースで集まったり企画をしたりしながら、上演とそれがおこなわれる空間との関わりについて、関心や問...
2024年9月03日(火)16:30インタビュー
ダンサー・振付家の神村恵さんが2021年から継続している、スコアを元にダンスを立ち上げるプロジェクト「無駄な時間の記録」。 これまで、動きの記録や指示が平面上に記述されたスコアを用いることで、ダンスを一旦作者の身体から引き離し、それを巡ってフラットで開かれたコミュニケーションを立ち上げながら、新しいダンスの形を模索...
2024年8月13日(火)14:54インタビュー
STスポットが若手のアーティストにフォーカスしてお届けするインタビューシリーズ「STミーツ」。 第4回目は「TeXi's(てぃっしゅ)」さんの登場です! 回遊型演劇や、会場を葬儀場に見立てた上演など、演劇に引かれた境界線を自在に横断してみせる手法が注目の若手劇団「TeXi's」。STスポットでは昨年、オープンスタジオとして...
2024年5月12日(日)16:43STスポット
『まとまらない身体と』は10秒ほどの小さな振付を採集し、上演の場でランダムに取り出して動くダンス作品である。振付の採集は継続しており、ストックは今も増え続けているので「作品」と呼ぶのは相応しくないかもしれない。公演フライヤーには「ダンスプロジェクト」とある。 プロジェクトは2021年に開始して以来、福留麻里のソロ...
2024年4月15日(月)15:13STスポット
「まとまらない身体と2024/横浜session」という作品は「まとまらない身体と」というプロジェクトの最新作として、STスポットで上演されたものだ。まずはそのプロジェクトのことについて記してみたい。 当日パンフレットにおいて、演出・振付をつとめる福留麻里は次のように言う。 このプロジェクトは約3年前、2021年2月に、最初はと...
2024年3月14日(木)19:10インタビュー
3月19日・20日、ST スポットにてダンサー・振付家のasamicroさんによるソロダンス作品『Like throwing a pass』が上演されます。 本作は、漁師町で育った自身の祖母と家族の歴史に焦点をあてた『海におはぎを投げる日』の続編にあたり、グループ作品として発表した作品をソロダンスとして新たに再構築します。 ヒップホップダンス...
2024年3月07日(木)15:32レポート
2009年に『アントン、猫、クリ』が初演されてから今年で15年が経つ。いま作者である篠田千明は、STスポットでも上演された本作のスコア化を目指して動き出している。 今回、STスポットでは、その篠田による「演劇をスコア化する」ワークショップを2月に開催した。講師には篠田と、ダンサー・振付家である神村恵、作曲家の安野太...
2024年1月29日(月)12:21インタビュー
STスポットが若手のアーティストにフォーカスしてお届けするインタビューシリーズ「STミーツ」。 第3回目に登場するのは、昨年のショーケース企画 『コーラル&ストロベリー』にもご参加いただいた「譜面絵画」さんです! STスポットでの公演は今回で3回目となります。 2月の新作公演では、「喫茶シリーズ二本立て」と銘打ち...
2024年1月24日(水)10:00インタビュー
1月26日より開幕する『まとまらない身体と 2024/横浜session』 本作は福留麻里によるダンスプロジェクトで2021年から収集しはじめた10秒前後の「小さな振付」から構成されます。 福留をはじめ、様々な人により作られたり見出された「小さな振付」は、2024年1月時点で約165個あり、ささいな日常の出来事、いつかどこかの風景、記憶……...
2023年11月24日(金)10:58インタビュー
STスポットが若手のアーティストにフォーカスしてお届けするインタビューシリーズ「STミーツ」。 第二回目は、福岡市を拠点に活動する「マルレーベル」さんです! カンパニーとしてのあり方自体も模索しているマルレーベルでは、作品が形成する過程での、参加者の対話を重視しているといいます。今回、上演される『一等地』はどの...