『制作における協働について考える会』 協力

2020年11月26日(木)
第一回
10月29日(木) 19:00〜21:00
『〜 高山玲子のお悩み相談会 🤗 ウースター・グループ、TPAMフリンジ 他 〜』
聞き手:新井知行(PARC)
参加費 無料
参加 https://thinkaboutkyodo1.peatix.com
 
第二回
11月5日(木) 19:30〜21:30
『〜 みゆきとながらのごきげんよう👯‍♂️💣🎲 〜』
田中みゆき(キュレーター/プロデューサー) ×
和田ながら(したため・鳥公園アソシエイトアーティスト)
参加費 500円
参加 https://thinkaboutkyodo2.peatix.com


第三回 11月14日(土) 13:30〜15:30
『〜 鳥も、かもめも、もう飛べない 🐧🐦 〜』
西尾佳織(鳥公園)× 萩原雄太(かもめマシーン)
参加費 500円
参加 https://thinkaboutkyodo3.peatix.com


第四回 11月19日(木) 19:00〜21:00
​『〜 制作癒しの会 ♨️ 〜』
黄木多美子(precog)× 堀朝美(贅沢貧乏)× 河村美帆香(快快・syuz’gen)
参加費 500円
参加 https://thinkaboutkyodo4.peatix.com

第五回(第五回のみSTSpotから無観客配信)
11月26日(木) 19:00〜21:00
『〜 ふみ&潤⭐️おしゃべりナイト🍷🍾 〜』
横堀ふみ(神戸DANCE BOX)× 筒井潤(dracom)
参加費 500円
参加 https://thinkaboutkyodo5.peatix.com

​詳しくは「制作における協働について考える会」WEBサイトをご覧ください。

 

【参加方法】
オンライン会議サービス『Zoom』を使用してのご視聴となります。
Zoomアプリをインストールした、インターネット接続に問題のないパソコン(またはスマートフォン/タブレット端末)をご準備ください。
チケットは各回事、peatixよりご購入ください。
ご購入頂きますと開催日までに開催URLをご本人さまにメールでお送りします。
*参加にあたっての諸条件がございます。ご理解・ご了承いただける方のみご参加ください。

また時間内に参加者の皆さまとの質疑応答の時間を設ける予定でおります。
Zoomチャット機能、時間内でしたら直接お話し頂く形で、ご質問・ご意見等お聞かせください。
​リアルタイムイベントになります。アーカイブ配信の予定はございません。

​お問い合わせ reikotomariko@gmail.com

書いては消し、書いては消していたら、この会の趣旨が何であるのかがわからなくなってしまった。

なぜなら、本会の開催をぼんやりと意識し始めたのは今年の2月下旬頃で、まさにコロナウィルスが蔓延し始めた時であって、まさかここまで長期深刻化するとは思っていなかった。
だから当初は「
協働」について、自身が立ち上げたアート・コレクティブの運営の難しさや、ようやく明るみとなり、問題への取り組みが成されるようになったばかりの演劇界を取り巻くハラスメントやパワーバランスについて、また拘束時間と対価の問題、助成金などを話題にした話し合いが出来ないだろうかと考えていた。

それから3月に入り、公演中止のお知らせをポツポツと目にし始め、4月に入ると舞台芸術のみならず、音楽、イベント、ライブという全ての公演が中止となり、わたしの唯一の趣味である映画館まで閉鎖、まさに何もかもなくなった。それから国外どころか国内での移動も難しくなり、目に見える景色全てが変わってしまった。
暗く静かな5月・6月。降り続く雨と豪雨の7月。うだるような猛暑の到来 8月。 そしてようやく9月に入り、徐々にイベントの制限緩和発表の元、まだまだ厳しい状況の中で対策を講じガイドラインを設けての公演が行われるようになっていった。それぞれの現場の判断や努力は並大抵のものではないと思われる。
ではわたしはどうかというと、この半年で、すっぽりと体と頭の半分が抜け落ちてしまったような感覚に未だ襲われている。
さて、これから、どうしようか、というのが正直なところ、よしやるぞ、とはまだ言えない。
どうしたらいいのか考えあぐねている。
まだ怖いんだと思う。
そこで動き出しの始まりとして、人と話しをしたいと思った。

本会を開くにあたりまず、これまで悪魔のしるしの出演や、few phew pur(フュー ヒュー ピュー)の活動を見てきてくださった塚口麻里子さん(ON-PAM理事長)にご協力を仰ぎ、共同企画者となって頂きました。
そこで話し合いを重ね、私たちが「協働」をテーマに話を伺いたい方にお声を掛けさせて頂き、またお声掛けしたゲストに、更にもう一人、一緒に話をしたい方を誘って頂くという、少しユニークな試みをしました。
2名ゲストの日(11/5,14,26)はそうした手順です。
1名ゲストの日(10/29)、3名ゲストの日(11/19)はまた理由を変え、こちらから直接ご登壇をお願いしました。

ここでは「協働」について、さまざまな形で思考・実践し、豊かな創作活動をされている方々に、これまでの制作について、そしてまたこの先に向け、現在どのようなことを考えていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。本会での様ざまな意見交換を通し、これまでの舞台芸術が抱える問題から、この現状困難な状況下の中で、どういった制作方法があるのか、共に話し合う事で、参加者それぞれが今後の活動に希望を見出す機会となることを期待します。
 高山玲子


【企画者プロフィール】

高山玲子
アーティスト/俳優/体メンテナンス体操主宰。俳優として活動する中で得た身体を活かし、自身の経験や記憶を核に用いた作品を創作・発表している。観客と作品/アーティストの接続点を見直し、相互的な作用を促すことによって、”今ここで起きている出来事”を他者と共有可能か、既成の演劇フレームの解体、再構成しながらの考察・実験を続けている。
近年の作品は、参加者の終焉を上演するWS・演劇『ゴーストライター』(2018)、建物の演劇『ハイツ高山』(2019)、インスタレーション・シアター『祈りの素描』(2020)など。異ジャンルのアーティストと結成したアート・コレクティブ few phew pur(フュー ヒュー ピュー)としても活動を行う。2019年 ACYクリエイティブ・チルドレン・フェローシップ、2020年 ACY-U39アーティストフェローシップ。 https://decoyamadecoco.wixsite.com/home

塚口麻里子
舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)理事長兼事務局長 2006年〜17年PARC – 国際舞台芸術交流センターにてTPAM in Yokohamaプログラム・オフィサーとして国際プラットフォーム事業に携わる。舞台芸術制作者オープンネットワークの設立に参加し、2013年より常務理事兼事務局長として従事。2019年4月より現職。2009年文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてエジンバラ、ロンドンに滞在。
http://onpam.net

バナー デザイン 宮村ヤスヲ
協力 
syuz’gen、STスポットBankART
助成 横浜市文化芸術活動応援プログラム

 

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