キリグス 『MOTHER LAND』

2019年10月9日(水)-10月12日(土)

決意表明:
自分の母親を演劇にします。

かねてより劇団の高額出資者であった我が母。
劇団主宰で放蕩三昧な次女のわたくし。
とうとう私の実家での立場と、(人生の夕暮れを迎えてクヨクヨしてきた)母の機嫌があやうくなってきたので。
「これぞ作家&劇団主宰の娘をもつ醍醐味ぞ!」と究極のポイントアップをはかります。

そうです私はマザコン次女。
母のこと、愛したことも「ぶんなぐってやろうか」と恨んだことも振り回したことも。……母を自分の都合で振り回してきました!
そのパトスとソーリーとバイブスを、作家として研鑽したスキルに乗せて演劇空間に敷き詰めます。

また、母の人生は案外。ヘェ~?と面白いもので。
恋に恋する自分に恋した小中高大学生時代。
シュガーベイブ。松任谷由実。友達からの手紙。トムスサンドウィッチ。
突然登場する「なんでその流れでそいつと結婚すんねん」と思わされる父クニヒロの存在。
逆境だらけのアメリカ駐在員妻生活。
満身創痍夫婦。はしりまわる長女次女。中国人のジャネットとの友情。ダンキンドーナツ。スカンクが死んだ庭。
帰国。嵐が支えた心。なんだかんだ夫とは親友のような関係。嫁にいかない娘たち。
(私は結婚できないんじゃなくてしないだけ)

なにもないようで満ち溢れているような。
やわらかく積み重なった母の時間たちを、すくい取ってぶっ壊してテラッと光らせます。
だって私は次女なので。
ふざけて茶化すのが私の役割だったので、全うしないと。
そんな作品です。

最後に
母へ
きみ「電気が消えるみたいにパチって、いなくなっちゃったらどうしよう?」とか。
いつも最悪のシナリオから考えるよね。きみ。
へい。電気の消える一瞬に怯えて、くらく長い時間。過ごさないでよ。
まっくらに負けない。闇?もうすぐ夜明けだ!そんなお守りをつくってあげたい。次女はそう思います。
できるかわかんねーけどな


脚本演出:山内 晶(キリグス)

出演:
堀内 萌(キリグス)
富永瑞木(キリグス)
植浦菜保子
小田原直也
高橋義和(FUKAIPRODUCE羽衣)
原田つむぎ(東京デスロック)


日程:
2019年10月9日(水)-10月12日(土)
9日(水)19:30
10日(木)19:30
11日(金)16:00/19:30
12日(土)M13:00/17:00

M……マダムエディション。1958年生まれの母とその同級生に宛てた小ネタ満載のスペシャルエディション。

チケット:
一般 3,000円
U-25 2,000円
マダムエディション 5,000円
*受付開始・開場は開演の30分前。
*ご入場は受付順となります。
*U-25の方は当日受付にて、年齢の確認できる身分証をご提示ください。
*マダムエディションは、一般の方もご予約いただけます。
*当日券は各料金の500円増し。
*未就学児はご入場いただけません。

予約:
https://www.quartet-online.net/ticket/motherland

スタッフ:
舞台監督 :鐘築 隼
照明:鈴木まゆ
映像:柳生二千翔(女の子には内緒)
音響:櫻内憧海(お布団)
制作:河野 遥(ヌトミック)、伊集院もと子
宣伝美術 :篠原 朱

協力:FUKAIPRODUCE羽衣、東京デスロック、女の子には内緒、お布団、青年団、ヌトミック、山内晶母、母友人一同

マザープロフィール:
山内晶の母
昭和33年4月12日練馬区上石神井の産婦人科で生まれる。
3歳で千代田区麹町に引っ越し同じマンションに住む18代勘三郎当時6歳に追いかけ回される。エスカレーター式の私立の学校に入学する。幼稚園の試験だけで大学まで無事に通う。

キリグス プロフィール:
ロマンかロマンスかロマンチックがそこにある舞台芸術を作るべく、そのとき感銘を受けた文化(口承文学、伝承、クラブミュージック、歌舞伎、人形浄瑠璃、落語、漫画、アニメ、ファンタジー小説、etc)を編み込み、独特の世界を作り出す。
[受賞歴]
『白痴をわらうか』が第17回AAF戯曲賞の特別賞を受賞
『朽ちた蔓延る(くちたはびこる)』が第18回AAF戯曲賞の大賞を受賞

お問い合わせ:
[mail]wearekiligs@gmail.com
[web]http://wearekiligs.com

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