無隣館若手自主企画vol.21 STスポット提携公演 松村企画 『こしらえる』 提携
サチエは朝7時に起きる。
それからコーヒーを淹れて朝食を作る。
夫が8時に出勤をする。
洗濯をして、掃除機をかけて、天気がよければ布団を干す。
暇になってもテレビは点けない。
ワイドショーや昼ドラは所帯染みる気がしていやだ。
だから2LDKの自宅は、どの部屋もすごく静かだ。
この家には子供がいないから。
「ひとはいつだって、なにかをこしらえずにはいられないんだ。
こしらえることだけが、にんげんに生きる価値を見いだしてくれるからね。」
と、王子様はたぶん、言った。
作・演出:松村翔子(無隣館演出部/モメラス)
出演:
海津忠 島田桃依
以上、青年団
岩井由紀子 南波圭 吉田庸 横田僚平
以上、無隣館
井神沙恵 黒川武彦
以上、モメラス
山縣太一
日程:2017年2月22日(水)-26日(日)
22日(水)19:30★
23日(木)15:00★/19:30★
24日(金)19:30★
25日(土)15:00/19:30
26日(日)15:00★
*受付は開演30分前・開場は開演15分前
アフタートークゲスト
22日(水)19:30 ★宮沢章夫氏(遊園地再生事業団)
23日(木)15:00 ★宮部純子氏(無隣館/五反田団)
23日(木)19:30 ★山﨑健太氏(演劇研究・批評)
24日(金)19:30 ★山内ケンジ氏(城山羊の会)
26日(日)15:00 ★文月悠光氏(詩人)
料金:
一般 【予約】2,800円 【当日】3,000円
学生 2,000円
日時指定・全席自由席・整理番号付き
*学生の方は当日受付にて学生証をご提示ください。
*未就学児童はご入場いただけません。
チケット発売日:1月15日(日)
スタッフ:
舞台監督:海津忠(青年団)
⾳響:牛川紀政
宣伝美術:嵯峨ふみか
制作:萩庭真
制作補佐:蜂巣もも(青年団)
制作アドバイザー:有上麻衣(青年団)
総合プロデューサー:平田オリザ
制作協力:木元太郎(アゴラ企画)
企画制作:青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
提携:STスポット
協力:(有)レトル ダックスープ モメラス
チケット取扱い・お問合せ:
青年団 03-3469-9107(12:00 – 20:00)
http://www.seinendan.org(オンライン予約あり)
プロフィール:
松村翔子(無隣館2期演出部/モメラス)
横浜出身。演出家・劇作家。十代より舞台俳優として東京の小劇場を中心に活動。2004年、岡田利規作・演出 一人芝居「マリファナの害について」に出演し、以降チェルフィッチュの作品に多数参加。他では、岡崎藝術座、遊園地再生事業団、月蝕歌劇団、ポツドール等にも出演。 2013年、演劇ユニット『モメラス』を旗揚げし、劇作・演出を始める。ユニット名はルイス・キャロル『ジャバウォックの詩』に登場する架空の生き物に由来。現代口語演劇の写実的な世界観を保ちつつ、時空の異なる物語がパラレルに進み、異質なもの同士を混在させるカオティックな作風が特徴。