マンスリーアートカフェvol.20『翻訳・誤意訳~本と演劇の言葉遊び~』 共催

2008年8月28日(木)

意訳の上に誤訳でもある『誤意訳』として翻訳劇の可能性を切り開く、日本大学大学院芸術学研究科舞台芸術専攻(博士前期課程)終了、演出家・中野成樹+フランケンズ主宰、中野成樹。このお二人をお招きし、訳にまつわる『言葉遊び』についてのトークをSTスポットにて開催します。

中野成樹の気になる翻訳戯曲が、誤意訳の創作にどうつながっていくのか?また本屋からみた面白い、また変わった翻訳とはどんな本なのか?

書物の流れ、出会いや関係や、現在から見える未来はいかなるものなのか?演出家と本との関係を起点にして、普段どんな本をどこで買っているのか?という素朴な疑問まで、本と言葉から中野成樹の創作過程を探ります。


【ゲスト・スピーカー】
中野成樹(演出家・中野成樹+フランケンズ主宰)
川上洋平(ブックピックオーケストラ代表)

日時:2008年8月28日(木)19時オープン、19時30分スタート
料金:1,000円(1ドリンク付)
会場:STスポット
【ご予約】予約申込フォームはこちら→http://kyunasaka.jp/m_cafe20.html
また、お電話でも承っております tel:045-250-5388

【アーティスト・プロフィール】
中野成樹
大学時代から翻訳劇を一筋に横浜を中心に活動を続ける。フランケンシュタイナー(1998-2001)解散後、2003より中野成樹+フランケンズとして再始動。それを期に、作品制作のコンセプトが”翻訳劇のらしさを遊ぶこと”から、”翻訳劇の中から日常的な説得力をひきずりだすこと”に移行している。既存の海外戯曲を誤意訳・再構成する手法で独特の演劇を確立し、好評を得ている。また、役者としても活動を続ける。最近気にしているキーワードはブレンドとミディアムテンポ。 http://frankens.net/

川上洋平
さまざまな場所で今までなかった本のあり方を模索しながら、人と本とが出会う素敵な偶然を演出するユニット、ブックピックオーケストラの代表を務める。企画から、ウェブ作成、デザイン、ライティング、仕入れを兼務。まずは自分たちが本を楽しむことを忘れずに、本にまつわる新たな可能性を考え中。「ラ・マレア 横浜」では、舞台美術として期間限定の本屋を吉田町に出店します。 http://www.bookpickorchestra.com/

主催:急な坂スタジオ
協力:中野成樹+フランケンズ+狼男 ブックピックオーケストラ STスポット
助成:アサヒビール芸術文化振興財団

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