まとまらない身体と 2024/横浜session 主催

2024年1月26日(金)-1月28日(日)

公演チケット予約

※全日程でご予約受付終了となりました。
当日券については、おって告知いたします。

むすびつき ほどけて 消えてゆく 小さなはじまりの残像集

小さな記憶や物語、出来事が宿る媒体として小さな振付を採集し、思い出し忘れ変化し続けるダンスプロジェクト「まとまらない身体と」
2021年よりダンサー・振付家 福留麻里のソロダンスとしてスタートしました

複数人バージョンとしてリクリエイションする本作では、パフォーマーたちの身体が、自身と他者、上演と日常、記憶と忘却、言語と振付、振付と即興、フィクションとリアル、動作とダンス、パフォーマーと観客、それらのあわいを行き来し、グラデーションとなり変化しながら、降り積もる記憶の層を重ねていきます

それぞれにバラバラな背景や由来を持つ「小さな振付」は、身体で語られる民話のような側面を持ち、その場で思い出し紐解かれ、見出されながらさらにイメージを内包し紡がれます

いつかの誰かのささやかな運動からはじまり、さまざまに関わりを生み出し、分岐し、つながっていく
誰のものでもない振付の生態系


ダンス:安藤朋子 杉本音音 たくみちゃん 福留麻里
演出:福留麻里
:小林椋

日程:2024年1月26日(金)-1月28日(日)
26日(金)19:00…出演:安藤朋子 杉本音音 福留麻里
27日(土)14:00◆…出演:安藤朋子 たくみちゃん 福留麻里
27日(土)18:00…出演:杉本音音 たくみちゃん 福留麻里
28日(日)14:00◇…出演:安藤朋子 杉本音音 たくみちゃん
回ごとに出演者の組み合わせが異なります
*受付開始・開場は開演の20分前より
*車いすでご来場される方は、事前にお問合せください。

◆27日(土)14:00…キッズ大歓迎回!お子さんとご一緒にお楽しみください
◇28日(日)14:00…託児サービス実施

料金:
一般 3,000円
25歳以下 2,000円
高校生以下 500円
*日時指定、全席自由席、税込
*リピーター割引 各料金より1,000円引き(一般・25歳以下)
*当日券は500円増
*未就学児は無料

チケット申込https://stspot.jp/ticket/
*当日精算となります。

託児サービス:
1月28日(日)14:00の回に託児サービスを実施します。
料金:無料(定員あり、先着順)
託児対象:生後6ヶ月~就学前のお子さん
託児場所:STスポット事務所
お申込はこちらのフォームより

関連企画:
ワークショップ「小さなダンスクラブ~まとまらない身体とremix~」
講師:福留麻里
日程:2024年1月13日(土)13:00-16:00
『まとまらない身体と2024/横浜session』に登場するいくつかの「小さなダンス」を紹介しながら、参加者のみなさんの「小さなダンス」とつなげあわせて、この日だけのまとまらないまとまりを作ってみます!
詳細はこちら

プロフィール

福留麻里

福留麻里(©Nahoko Morimoto )


ダンスのはじまりや、ダンスになる手前にある可能性を探り、いくつものやりとりから生まれる感覚や考えや動きを見つめながら、様々な場や状況、人と共に踊っている。
2019年より、毎日をからだで遊ぶための言葉のレシピプロジェクト「ひみつのからだレシピ」(BONUS木村覚との共同企画)を継続的に展開。2022年、風に揺れる葉っぱの動きや、誰かのふとした仕草など、それぞれの日常で発生する様々な動きに“小さなダンス”を見出し、報告や対話を重ねていく「小さなダンスクラブ」始動。2020-2021年度セゾン・フェローⅠ。2020年より山口県在住。

安藤朋子(©Miyamoto Ryuji)


アクター(Theater Company ARICA所属)
1977年太田省吾(劇作家・演出家)主宰の劇団転形劇場に入団、1988年劇団解散まで在籍、その後も太田と共に活動を継続し、数々の国際プロジェクトに出演。2001年演出家藤田康城、詩人倉石信乃らとARICAを創設、ダンサー、俳優、美術家、音楽家、映像作家らと協働し、国内外で新作を発表し続けている。主な出演作品に『水の駅』『↑』(転形劇場)、『KIOSK』 『しあわせな日々』(ARICA)。第17回カイロ国際実験演劇祭において、『Parachute Woman』(ARICA)の演技で、審査員特別賞受賞。
来年2024年にはARICA新作公演、またインドの演出家とのプロジェクトも始動する。
詳細はARICAのHP https://www.aricatheatercompany.com/

杉本音音(©前澤秀登)


1996年生まれ。立教大学現代心理学部映像身体学科卒。4歳より新体操とクラシックバレエ、15歳でコンテンポラリーダンスに出会う。関かおり、GRINDER-MAN、木村玲奈、チョン・ヨンドゥの作品等に出演。2020年ユニット「Ne Na lab」を結成、STスポット「ラボ20#23」にて『柳葉魚を飠べるからだ』(2023)を発表。その他、作品制作や、音楽・写真・テキスタイル・映像など他分野とコラボレーションでの企画、振付、パフォーマンスを行う。身体を以って紡ぐ・思考することを目指して日々″今日のダンス″を探している。

たくみちゃん(©石原新一郎)


たくみちゃんは以下のようなコンセプトで、上演芸術を中心に様々な領域で活動している。
複数の人間で同時に何か(オブジェクト)を観る。その際にオブジェクトがどのように表象されるかの個人間での「違い」を源泉として様々な方法で上演を生成する。この表象の違いがあらゆる分断の起源であり、その深淵を覗き込みながら作品をつくることが私たち人間にとって価値を有すると考えている。
近年の発表に、『―(dash)#2 Rosetta Stone』トーキョーアーツアンドスペース本郷2023年1月など。
2018年より、自身が審査をして優勝を決めるパフォーマンスコンペティション「たくみちゃん杯」を開催している。

クレジット:
セノグラフィー 佐々木文美(FAIFAI)
舞台監督 原口佳子(モリブデン)
照明 吉本有輝子(真昼)
音響 中原楽(LUFTZUG)
ロゴデザイン 伊東友子
宣伝美術 ヤング荘
企画制作 STスポット
協力 ARICA ローディング・エレファント 正直 

主催 特定非営利活動法人STスポット横浜 / 公益社団法人全国公立文化施設協会
助成 文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2))
独立行政法人日本芸術文化振興会
『公文協アートキャラバン事業 劇場へ行こう3』参加事業


お問合せ:STスポット
[TEL]045-325-0411(平日11時-17時)
[MAIL]tickets@stpot.jp
[WEB]https://stspot.jp/

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