福留麻里×村社祐太朗「とや」

ダンサー 福留麻里と演劇作家 村社祐太朗による映像作品。
テキストと身体の関係を探る試み。





公開:2020.12.27
 かなり手探りですが、コロナ禍における上演を巡って、今回は映像での実践を画策しました。福留さんとの協働ではいつも上演のうちのドラマチックな要素を、どさっと大振りに扱うことができると感じています。繰り返し観れますので、ぜひ繰り返し観てほしいです。
 11月中旬以降、東京では日毎に500人以上の感染者が新たに確認されています。医療体制も逼迫し、東京も医療崩壊までもう間もなくだと訴える識者もいます。可能な部分から、個人個人が緊張感のある方へ行動を変えていけたらいいなと願っています。静止し沈黙しつつ過ごす際にぜひ、作品と向き合っていただけたら幸いです。【村社祐太朗】



村社祐太朗さんとの3作目、小さな手作り映像作品「とや」です。
2作目の「塒出」(とやで)は、羽が生え替わるまで小屋に籠もっていた鳥(鷹)が外へ出ていくという、この言葉の意味をモチーフとして作った作品でした。
世界中がステイホーム期間をすごした2020年、この「塒」の意味が色濃く迫ってきました。
自分たちの状況も重ね合わせながら、説明の難しいながらも合意できる感覚や判断を手繰り寄せていったらこのような作品になりました。イラストの中島あかねさんとも3回目のタッグです。
塒出の時を待ちながらすごす、ちょっとダウナーな頃合などにご覧いただくのも合ってるかもしれません。【福留麻里】


うごき:福留麻里
テキスト・映像編集:村社祐太朗(新聞家)

イラスト:中島あかね
制作:萩谷早枝子(STスポット)

助成:公益財団法人セゾン文化財団(福留、村社の活動に対して)
製作:STスポット
横浜市 映像配信支援プログラム