劇場

民俗芸能調査クラブ 入部希望者説明会及び選考会

2013年6月23日

2013年6月29日(土)
民俗芸能調査クラブ2013年度部員募集!

入部希望者説明会及び選考会開催
2013年6月29日(土) 13時〜16時
会場:STスポット

前回の調査クラブでどのような調査や実験があったかについて、ビデオを交えてお話いたします。
そして今回参加を検討されている方と共に、雑談をしながら今年度の方向性を探って行きたいと思います。

私としては、今起きつつあることに私たちがどう反応できるのか?という問いを元に、それぞれが作品を作る手法を観察し、
その視点を元に日本(と仮に呼ばれている場)において、またその延長線上としてのアジアにおいて、
近代化以前から各地で行われた芸能や、習俗、古い文化などについて調査し、感じたことを何かに置き換えたり、
謎解きをしたり、それを元に実験を行ったりしたいと思っています。
また、それぞれの出身地や現在の住んでいる土地について、
現代の私たちに繋がる歴史を感じる為の調査などもできたらと思います。
民俗芸能調査クラブ2013~ ナビゲーター:手塚夏子

民俗芸能調査クラブとは?
STスポットでは、2009年5月より、「ヨコラボ」と称する新たな取組みを開始しました。
このプロジェクトは、長年開催してきた若手作家育成プログラム「ラボ20」という企画から生まれたものです。
身体表現作品を作りたい、「振付」について考えたいあるいは「振付をしたい」「ダンスをしたい」という方を主な対象に、
若手の舞台表現者を育成するため、表現の創造プロセスを劇場及び講師と参加者が互いに共有しながらそれぞれの
創作をつき詰めていくワークショップとなります。年間を通じてワークショップや創作リサーチを中心に創作活動を行い、
アーティストとしての自覚と方法論を確立させようと試みます。
その1プログラムである民俗芸能調査クラブでは、主にアーティストの手法への可能性を主軸とした
民俗芸能の研究を行うことによって、現代作家にとっての新たな可能性を模索します。
具体的には、参加者が個々人の作品創作(ダンス、演劇、音楽等)の手法を紹介し合いながら、
身体感覚を重視し、多角的に民俗芸能を調査。その独自な視点によって浮かび上がってくる要素を元に、
議論や実験をしながら研究を深め、現代的な創作活動への問いを浮き彫りにしていきます。

手塚夏子ブログより
http://natsukote-diary.blogspot.jp/2012/03/blog-post.html
主な内容
・研究会 文献を調べ、お互いの手法を確認し合いながら調査の視点を見出し合う会。
・ 国内の民俗芸能を見学 様々な地方の芸能を見に行き、記録を採り、体での感覚に還元したり議論し合ったり、
実験を発明したりしながら、理解を深める。
・ 古典芸能および民俗芸能のワークショップを開催予定
・ STスポットなどで研究発表会を実施

スケジュール
説明会 6月29日(土) 13時〜16時
会場:STスポット

内容:今までのプロジェクト経緯など説明及び参加希望者によるプレゼン。
(参加希望者に、各自の作品づくりにおける手法について、民俗芸能の興味についてプレゼンしてもらい、
話し合いによって参加、不参加、また参加形態等を決める。)

・ 2013年10月、中間報告
・ 2014年3月、研究発表会

諸条件
・参加条件 アーティストとして作品をつくる手法にある程度自覚的である、または自覚的にして行く方向性があること。
参加日程にできるだけ協力的であること。
プレゼンへの参加希望者多数の場合はお互いの方向性について話し合って、
より今回の主旨に会う方を優先させていただくということになります。
・募集人数 6人程度
・参加費 基本的に無料ですが、調査の旅費、交通費等は各自負担となります。
・謝金 参加者は定期的にレポートを提出、
あるいは調査についてプレゼンテーションを行うこととし規定の謝礼を支払います。

お申し込み
6月29日(土)プロジェクト経緯説明会、及び当企画への参加希望者によるプレゼンの会への参加希望者は
6月28日(金)17時までにSTスポットまで以下メールにてお申し込み下さい。

お名前・年齢・連絡先・簡単なプロフィール

当日、お一人5分程度、参加動機についてお話下さい。

お申し込み先メールアドレス:mail@stspot.jp

本企画に関するお問い合わせ:045-325-0411(STスポット・大平)

企画制作:NPO法人STスポット横浜
主催:文化庁 NPO法人STスポット横浜
助成:公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団
平成25年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業

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