2019年3月29日(金)16:14地域連携事業部
STスポット横浜では「福祉分野における芸術文化活動の基盤整備事業」に取組んでいます。
平成29年度からは、かながわボランタリー活動推進基金21・協働事業負担金「地域における
障害者の文化芸術体験活動支援事業」として、福祉施設へ芸術家と出かけてワークショップを
行なったり、障害者の文化芸術体験活動を支援するための知見を深める勉強会や、調査研究
を行なっています。
今回、芸術家によるワークショップを実施した福祉施設のうち、3施設でその様子を撮影し、
記録映像としてまとめました。障害のある人たちが日々を営む施設に芸術家が訪れ、
その場にいるみなさんと過ごした少し特別な時間を、ぜひご覧いただけたらと思います。
STスポット横浜「アーティストとともに過ごす時間」
◆リエゾン笠間×ドゥイ、勝見淳平「触る、で広がる世界」
横浜市栄区にあるリエゾン笠間は、主に身体障害を持った成人のみなさんが過ごしている施設です。
造形ユニットのドゥイのお二人と、鎌倉でパン屋を営む勝見淳平さんと訪れ、「触る」をテーマに
した美術ワークショップを行いました。
施設名:障害者支援施設 リエゾン笠間
アーティスト:小野亞斗子、轟岳(ドゥイ/造形ユニット)
勝見淳平(PARADISE ALLEY BREAD & CO.)
◆ひふみ×岸野雄一「身体を流れる音楽」
ひふみは、横浜市神奈川区六角橋で、精神障害のある人が地域の中で安心して生活するための居場所
づくりを目指しています。今回は、ディスコ全盛期に青春時代を過ごした利用者さんがいることから、
コンビニや盆踊りなど街の中でDJをしている岸野雄一さんと訪れ、ディスコを行いました。
施設名:地域活動支援センター ひふみ
アーティスト:岸野雄一(スタディスト)
アシスタント:KAZUHIRO ABO、賃貸人格
◆みどり福祉ホーム×砂連尾理「身体と身体で出会う」
横浜市緑区で重度重複障害者の日常を支えているみどり福祉ホーム。ダンサー・振付家の砂連尾理さん
と訪れ、ダンスワークショップを行いました。目の前に見知らぬ存在を感じることから始まり、利用者
のみなさんのその場、その瞬間の身体を、ダンサーの砂連尾さんが見つけていきました。
施設名:障害者地域活動ホーム みどり福祉ホーム
アーティスト:砂連尾理
アシスタント:木村玲奈、白井愛咲
(以上3本の映像:上田謙太郎、サウンドミックス:新井希望)
STスポット横浜「福祉分野における芸術文化活動の基盤整備事業」
https://welfare-stspot.jimdo.com/