小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク 『本人たち』

2023年3月24日(金)-3月31日(金)

テキスト、映像、舞台。それぞれのかたちに分けられたひとつの作品が、作品を作る本人たちの潜在と顕在を時間をかけてプリミティブに象っていく。スペースノットブランクがこれまでに探究してきたリアリズムの撹拌をさらに深化させることを目指す「コロナ禍の時代の上演」を前提とした本人たちによるプロジェクト。


CoRich舞台芸術まつり!2023春 最終審査対象公演
出演:古賀友樹/渚まな美 西井裕美
メタ出演:鈴鹿通儀/近藤千紘
演出:小野彩加 中澤陽
協力:STスポット
主催:スペースノットブランク

日程:2023年3月24日(金)-31日(金)
24日(金)20:00🌕 25日(土)13:00🌗/17:00🌕 26日(日)13:00🌗/17:00🌕 27日(月)20:00🌕 28日(火)15:00🌕/20:00🌕 29日(水)20:00🌕 30日(木)20:00🌕 31日(金)15:00🌕 🌕=第一部+第二部 連続上演 🌗=第一部 単体上演 ※受付開始、開場は開演の20分前を予定しております。 ※🌕連続上演の上演時間は第一部約55分、休憩10分、第二部約40分。🌗単体上演の上演時間は約55分を予定しております。

本人たちを見た本人たちによる本人たちのレビューのオープンコール
募集期間:2023年2月24日(金)―3月17日(金)

チケット:
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02049jvr7hw21.html

前売券 電子チケット/日時指定/全席自由/事前支払 クレジットカード決済・PayPay残高決済 🌕第一部+第二部 連続上演:2,900円 🌗第一部 単体上演:1,450円 ※一度購入されたチケットは、お客様のご都合によるキャンセル、返金、変更はお受けできません。 ※車椅子席をご利用の方は、事前に必ずご連絡をお願いいたします。 ※ご入場は受付順となります。

当日券 当日現金支払 🌕第一部+第二部 連続上演:4,000円 🌗第一部 単体上演:2,000円 ※前売券の販売状況により、販売を行なわない可能性がございますので、予めご了承ください。 ※当日券の方はご入場をお待ちいただく場合がございます。

公演に於ける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応、対策について(2023年3月13日時点)

公演概要:
2023年3月、2020年より開始した「コロナ禍の時代の上演」を前提としたプロジェクト『本人たち』の到達点であり、通過点でもある二つの舞台の上演を行なう。一つ目の作品は、2018年初演(d-倉庫)、2019年再演(早稲田小劇場どらま館)、2021年『クローズド・サークル』と称する新しい上演形態を設定して改作(トーキョーアーツアンドスペース)を施した『共有するビヘイビア』を、古賀友樹のソロパフォーマンスとして「再改作」して上演する。二つ目の作品は、2022年に展示(ANB Tokyo)を行なった『また会いましょう』をパフォーマンスとしてアップデートし、渚まな美と西井裕美の「二人」または「一人と一人」のパフォーマンスとして上演する。両作品には生身の出演者に加え、「高次の存在」として「メタ出演」する出演者が登場する。言葉からなるテキストの存在を、多様な手法を用いて多元的な価値で上演に表そうとしてきたスペースノットブランクが、それらのテキストを「戯曲」として包括し、隔絶し、丁寧に上演する。

第一部
共有するビヘイビア
出演:古賀友樹 メタ出演:鈴鹿通儀
スペースノットブランクの恒常的な舞台の作り方を観客と共有する舞台。クリエーションという行為を解釈し、パフォーマンスが組み立てられる過程を上演する。観客たちは目の前に見える舞台の上演に辿り着くまでを追体験しながら、上演される過程のパーツを想像力によって組み立て直す。ここにないはずだった創造の場、ここに明らかにある舞台と観客席つまり上演の場。それぞれの場を通過する共有が、どのような変遷を辿り、あらゆる「後」を迎えるのかを探究する。
記録① 初演:2018年1月21日(金)d-倉庫 出演:小野彩加 古賀友樹 中澤陽
記録② 再演:2019年1月18日(金)-21日(月)早稲田小劇場どらま館 出演:小野彩加 古賀友樹 中澤陽
記録③ 改作:2021年11月19日(金)-21日(日)トーキョーアーツアンドスペース本郷 スペースC 出演:古賀友樹 鈴鹿通儀
レビュー① 迷宮としてのテクスト:スペースノットブランク『クローズド・サークル』評

第二部
また会いましょう
出演:渚まな美 西井裕美 メタ出演:近藤千紘
スペースノットブランクにとって常態化し、ツールとして確立されたコミュニケーションや対話という概念。テキストは「共有する」スタイルを保ち生成されている。対話なくしては生まれない言葉の羅列は「特別なもの」のように見えたり、聞こえたりする。舞台には言葉を喋る二人が喋りたいように喋り、それらを喋られたままに再び喋り直す二人が居る。二人は同一人物として扱われる。すると「未然の上演」がやってくる。そこで喋られる「未然の言葉」は、社会と通じてしまう可能性を含んでいる。先入観を無価値なままに引き寄せてしまう可能性もある。言葉が発せられているここに表現される環境がまるで社会そのものらしく存在できてしまうような可能性まであると錯覚する。社会と会話の新しいハブとなる場所で「また会いましょう」と触れ合いたい二人の舞台を観察する。
記録① 展示:2022年10月28日(金)-30日(日)、11月3日(木祝)-6日(日)ANB Tokyo 7F 声:渚まな美 西井裕美
予定① 上演:2023年3月25日(土)、26日(日)KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ かながわ短編演劇アワード 演劇コンペティション 出演:渚まな美 西井裕美

演出:小野彩加 中澤陽
音響・照明:櫻内憧海
舞台監督:河井朗
グラフィックデザイン:趙文欣
保存記録:植村朔也
制作:花井瑠奈
協力:STスポット/プリッシマ 24EP お布団 青年団 ルサンチカ 東京はるかに
助成:公益財団法人セゾン文化財団
主催・企画・製作:スペースノットブランク

お問合せ:
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※新型コロナウイルス感染拡大防止のため「横浜市文化施設における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン(令和3年11月30日改訂版)」に沿って、感染症防止対策チェックリストを公表します。

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