緊急ミーティング:政治、いや芸術の話をしよう 共催

8月4日(木)

※定員に達しましたので、ご予約は終了致しました。

政治の話をします。

毎日のようにどこかで誰かが殴られています。
撃たれています。轢き殺されています。ほんとはこれまでもずっとそうだったのでしょう。
わたしたちが視界の外に追いやってきた場所、
わたしたちの安全と引き換えにした代理戦争の場所で、暴力はずっと存在していた。
けれど、それを囲い込んでいた壁が消滅してしまった。
憎悪と不寛容が、今や世界の隅々に至るまで蔓延しています。国と国とが宣戦布告するような時代もたぶん終わりました。
テロリストはあらゆる都市において、日常的に、群衆の中から突然現れ、わたしたちの命を奪います。
日本はどうでしょうか。「安全地帯」なのでしょうか?

先日の、イギリスのEU離脱や日本の参院選の結果は、
社会の中に存在している断絶を可視化するものだったと受け止めています。
芸術に近しい人間の多くはどちらかと言えば、自由や他者への寛容さを尊重するリベラルな価値観の持ち主です。
ところがこの地球上の多くの民主主義国家では、そうではない道が選ばれようとしているようです。
そしてその支持者たちに、わたしたちの言葉は届いていない。

芸術に関わる人間として、どのような態度で、この狂ったような世界を生きていけばいいのでしょうか?
戦術は様々です。正攻法の主張、人々の啓蒙、挑発やアイロニー、
生きやすい場の確保、あるいは妥協、沈黙、逃亡など……。
しかし歴史を紐解けば、芸術家たちがほとんど選択の余地なくどんな運命をたどることになったかを、
わたしたちは知ることができます。どうにも参ったものです。

答えを出すのは今は無理かもしれません。
しかし、せめてこのモヤモヤした危機感を共有し、何かのヒントを見つけることはできるのではないでしょうか。
もしかしたら、意気投合できる仲間も見つかるかもしれない。それがこの緊急ミーティングの思惑です。
集会の自由がいつまで保証されるか、いや命がいつまであるかもわからないので、やれるうちにやっておきたい。

冒頭で「政治の話をします」と書きましたが、本当はこれは芸術の話なのだと思っています。
関東と関西でそれぞれ開催します。
何人かのスピーカーに語っていただいた後は、フリーディスカッションにします。
時間の許すかぎり語り合いましょう。
貴重な場を提供してくださった2つの小劇場(横浜・STスポット、京都・アトリエ劇研)に感謝します。

呼びかけ人 藤原ちから

出演
モデレーター:藤原ちから(BricolaQ)
スピーカー:桜井圭介(吾妻橋ダンスクロッシング) 佐藤泰紀(STスポット)
捩子ぴじん 山田由梨(贅沢貧乏) 危口統之(悪魔のしるし)

日時
2016年8月4日(木) 19:00〜21:00

入場料
無料(完全予約制)

申し込み
※定員に達しましたので、ご予約は終了致しました。

主催
藤原ちから 桜井圭介

共催
STスポット アトリエ劇研

呼びかけ人プロフィール
藤原ちから
fujiwara
1977年高知生まれ、横浜在住。批評家、編集者、BricolaQ主宰。
雑誌「エクス・ポ」、武蔵野美術大学広報誌「mauleaf」、世田谷パブリックシアター「キャロマグ」などの編集を担当してきた。
批評家としては、徳永京子と共著『演劇最強論』(飛鳥新社)のほか、ウェブサイト「演劇最強論-ing」を共同運営。
NHK横浜のラジオ「横浜サウンド☆クルーズ」では現代演劇について語っている。
本牧アートプロジェクト2015プログラムディレクター、APAFアートキャンプ2015キャプテン。
遊歩型ツアープロジェクト『演劇クエスト』を、横浜、城崎温泉、マニラ、デュッセルドルフなど各地で創作中。

桜井圭介
sakurai
1960年生まれ。音楽家・ダンス批評。吾妻橋ダンスクロッシング主宰。
著書に『西麻布ダンス教室』『ダンシング・オールナイト』など。
音楽家として、遊園地再生事業団、ミクニヤナイハラ、砂連尾理+寺田みさ子、
わっしょいハウス、地点などパフォーミング・アーツとの協働も多い。
9/29〜10/2 地点『ブレヒト売り』@アンダースローに音楽監督として参加。

【関西編】

日時
2016年8月22日(月) 19:00〜21:00

会場
アトリエ劇研 http://gekken.net/atelier/

出演
モデレーター:藤原ちから(BricolaQ)
スピーカー:桜井圭介(吾妻橋ダンスクロッシング) あごうさとし(アトリエ劇研)
本間広大(ドキドキぼーいず) 橋本裕介(舞台芸術プロデューサー) 三浦基(地点)

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