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2013.09.14

N.N.N.4総評

まず、N.N.N.4が無事に終えられたことにつきまして、ご尽力・ご協力くださいました方々、そしてご来場されたみなさまに改めて御礼申し上げます。

今回は選評等で書きました通り選考過程から考える事が多くありましたが、公演はゲストで参加したkopicの作品を含み、発表された3作品には(計らずも好対照となる人数構成だった以上に)それぞれの思考・趣向の違いが見られ、バリエーションに富んだものとなりました。
その出演者の思いは、ご来場された方々の反響から少なからず伝わったのではないかと感じております。

一方で、そうした中でも1組を推すためのイメージを持つことは出来ませんでした。
それゆえに劇場として出演者たちへの柔軟なサポートが望まれること、また、企画においては公募を行い参加してもらうという観点から内容をこれまで以上に再考する必要があることが浮き彫りとなりました。

出演者の今後と共に劇場の展開もご注目頂けましたら幸いです。

(N.N.N.担当 佐藤亮太)

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今回四回目の本企画を行い思う事は沢山ありましたが、プログラムとしては三つともがんばってくれて色の違う良いバランスになったんじゃないかと思いました。
ただ、これをバックアップすべき!と思う作品までイケたかと言うとまだまだな気がしました。個人的にはエンタメではないアプローチで、多くの人に拓かれたモノを見たいというか...でも、光る物は色々見えた。そして、ちょっとした事を変えるだけで、媚びる意味でなく伝わる表現もあると感じました。
今後企画を続けるのであれば、やはりコンテンポラリーダンスをやってるという作品より、必然的にイカれたり変わってしまった物に出会えたらと思っています。その為には僕らも精進しないといけないので、考えながら行動にして進んでいくつもりです。

(KENTARO!!)