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趣向『三月十一日の夜のはなし / わたしのお父さん』

2012年3月23日(金)〜24日(土)

「三月十一日の夜のはなし」

あの夜はいい夜だった。震災の夜。女は中野の店にいた。

常連さんと一緒に、飲んで歌って騒いでいた。

妹からのメール。夫からの電話。パソコン越しに見る人々の善意。

あの夜はやさしい夜だった。女は語る。2011年3月11日。夜のできごと。


作・演出:オノマ リコ

出演:斉藤まりえ


 

「わたしのお父さん」

父さんが死んだ。チベットで鳥に食べられた。

どうしてチベットになんて行ったんだろう。父さんは死ぬことがわかってた。

めったに家にいなかった父さん。

お母さんと仲が悪かった父さん。

酔っぱらって、弟に怒鳴られてた父さん。

わたしを愛してなかったかもしれない父さん。

いまいち「家族」になれなかったね。そんなわたしたち、家族の話。


作・演出:オノマ リコ(2010年上演「skyburial」を改題)

出演:浅見臣樹、小田さやか、戸谷絵里



公演日時:2012323日(金)・24日(土)

     323日 1700 / 2000

     324日 1100 / 1400 / 1700


会場:STスポット(http://www.stspot.jp

   220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1丁目11

   (JR横浜駅から徒歩7分)


 

チケット:一般2000円  中高生1000円(各回10席限定)

2012225日(土)販売開始


【チケット取り扱い】

CoRichチケット!:https://ticket.corich.jp/apply/34040/

趣向Mailshukou2010@gmail.com(日時、人数、券種をお知らせください)

 


【スタッフ】

照明 :南香織

音響 :杉山碧

舞台美術:富永美夏、佐々木啓成

宣伝美術:杉崎壮一(FRAN

制作協力:佐々木啓成

 

 

趣向

2010年オノマリコの一人ユニットとして活動開始。

かっちりとした物語を伝えることよりも、人間のなかの小さな震えや、人間の外の大きなうねりを見せることに注目。

一人の人間と、その周囲の社会を同時に描き出す。

時空を自由にとびまわる構成と、詩的かつポップな台詞が特徴。

20103月、「皇帝」(横浜STスポット)

 同9月、短編集「蜻蛉玉遊戯」(渋谷Gallerly LE DECO

20115月、「解体されゆくアントニンレーモンド建築 旧体育館の話」(KAAT大スタジオ)


 

【連絡先】

趣向      MAIL : shukou2010@gmail.com 

       HP : http://shu-kou.com/

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