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ST Spot ラボ20 #20 Restart

2008年11月21日(金)~23日(日)

Dancer/Danger

危ういのが好き、縁にキワドくさらされたカラダが好き。

脆さとメタモルフォーズの、ふるえる境界で闘っているヒトが好き。

そして他へと接続する野蛮で繊細な意志の、断面が好き。

抵抗と惑乱。奇妙な、滑稽で悲惨なエレガンス。

とは言いつつ、あらゆる先入見を捨てて<生成する無垢の出来事>に

立ち会いたいと思います。ワンダー、それが(ダンスの)幸運です。

室伏鴻

 

キュレーター 室伏鴻(KO MUROBUSHI

サポート・コレオグラファー 鈴木ユキオ(YUKIO SUZUKI

 

出演

Aプログラム

 青山るりこ(RURIKO AOYAMA

 川上暁子(AKIKO KAWAKAMI

 清家悠圭(YUKA SEIKE

 林直美(NAOMI HAYASHI

 ヤスキチ(YASUKICHI

 山﨑麻衣子(MAIKO YAMASAKI

 

Bプログラム

 小池陽子(YOKO KOIKE)+岡田理恵子(RIEKO OKADA

 澤田有紀(YUKI SAWADA

 関かおり(KAORI SEKI

 藤巻有貴(YUKI FUJIMAKI

 まくらとジョーロ(MA TO JYO

 

◎日程:20081121日(金)-23日(日)

  2008年11月       21金       22       23
  14:00 開演        Aプロ      Aプロ
  16:15 開演        Bプロ      Bプロ
  18:00 開演      Aプロ    
  20:15 開演      Bプロ    

☆受付開始は開演30分前、開場は15分前となります

  

◎チケット料金(全席自由)

  1プログラム:前売2200円/当日2500

 一日通し券:前売3200円/当日3500円/学生前売(通し券のみ)2800

  

◎チケット取り扱い

 WEB予約:STスポットWEB>予約フォーム

 電話予約:045-325-0411STスポット)

 

◎お問い合わせ

 STスポット http://stspot.jp

 〒220-0004 横浜市西区北幸1-11-15 B1

 TEL 045-325-0411 MAIL Lab20@stspot.jp

 

◎スタッフ

 舞台監督 原口佳子

 照明   アイカワマサアキ

 音響   牛川紀政

 宣伝美術 天野史朗

 記録写真 松本和幸

 

 主催   STスポット

 共催   横浜市

 助成   アサヒビール芸術文化財団

 企画協力 魁文舎、金魚制作事務所

 特別協力 急な坂スタジオ

 

■ボランティア募集

 STスポットでは本公演に向けてボランティアスタッフを募集致しております。

 ご興味のある方はSTスポットまでご連絡下さい。

 

■公開ディスカッション

 2008/10/21(火)会場:STスポット 詳細はコチラをご確認下さい。

 

 

同時期開催!

DANCE BOX GO EAST  2008/11/29-30 @STスポット

詳細はコチラをご確認下さい。 

なお、

ラボ20の半券をご提示いただきますと、DANCE BOX GO EASTのチケットが500円引きになります。

 

 

【ラボ20とは】

 「ラボ20」は、コンテンポラリーダンスにおける、若手作家の発掘・育成を目標としています。

 第一線で活躍する方をキュレーターに招き、オーディションによる出演者の選定、創作過程でのアドバイスなど、公演全体のデザインを依頼。毎回異なるキュレーターを起用することで、ダンス表現の一傾向に偏ることなく、新しい作家を輩出し続けています。20回目を迎える今回、「ラボ20」の役割をもう一度見直し、場の提供を通して、作家にかかる負担を軽減し、創造環境整備をし、若手作家に振付家としての自分を強く認識させることで、作品の強度やプロダクション編成により自覚的になり、今後、フル・スケール作品を創作するための基盤固めの機会となることを目標とします。

 

 

A program

 

青山るりこ「穴飽キズムズム」

北九州出身、アメリカ・オレゴン大学舞踊科卒業。横浜在住。深見章代主宰「高襟haikara」のNo.8。近年、劇作家・岸井大輔と繋がり、「potalive」で街から作品を創り、「かきことば」で現代文語テキストの劇化を試み、「4(yonn)」では踊りをお茶で買ってもらっている。音楽家・サエグサユキオとも毎回違うユニット名でシュールに活動中。見事な身体、確かな作品を創ろうと日々精進。http://mykit.jp/pc/rudiculous/

 

川上暁子「苛性ソーダ」

幼少よりバレエを習い、大学で舞踊コースに在籍。ソロ作品を含む自作発表の他、ダンサーとして"KAPPA-TE""きこり文庫"などの作品に出演。独自性のある<にゅるっ>とした身体の動きと、無謀な考えをいかして活動中。最近の主なソロ作品に『ドリル』(M.S.A.コレクション2008参加作品)がある。

 

清家悠圭「lime

幼少の頃より小野バレエスタジオにてクラシックバレエを始める。大阪芸術大学在学中にコンテンポラリーダンスに出会い、卒業後Noismのメンバーとなる。退団後、白井剛、上島雪夫の公演に参加。その後BATIKのメンバーとなり国内外ツアーに参加。2007年には岩渕貞太と共同でデュオ作品「yawn」を発表し好評を得る。自身での発表はWS作品以外では初の試みとなる。

 

林直美「ちょっと、そこまで」

広島で生まれ、幼少よりバレエを習い、昭和音楽芸術学院バレエ科を経て、ダンス01にカンパニーメンバーとして国内外の公演に参加。数年フラフラする。その間ソロ作品などをいくつか発表。現在、地に足がついたような、つかないような、独り身。

 

ヤスキチ「未定(、、、平行植物???)」

Sounds factory's bar,Jackey'60Houseに出会い、その後イロイロ。C.I.&Jam session好き。

 

山﨑麻衣子「はなの実」

10歳よりバレエを始める。日本女子体育大学在学中より制作活動を始め、現在は創作及び、ダンサーとして活動。2006年に結成したco.co.yoで「踊りに行くぜ!vol.8」(JCDN)に参加。最近ではダンスカンパニーカレイドスコープ、MNT(夏木マリテノワール)、リンゴ企画2008(セッションハウス)などに参加。2008年は、ソロ活動のほかデュオでも活動している。

 

 

B program

 

小池陽子+岡田理恵子「wAy

小池陽子:幼少からクラシックバレエを学ぶか、中学生でバレエを辞める。すっかり成人してからバレエを再開し、「松山バレエ団」「NBAバレエ団」を経て、現在はフリーのダンサーとしてkつ道中。「Saitama City Ballet」主宰。国際IFF公認フェルデンクライス プラクティショナー

岡田理恵子:幼少からクラシックバレエを学ぶ、中学校3年間を米国にて過ごす。米国サンフランシスコバレエスクールに留学、帰国後「スターダンサーズバレエ団」を経て、現在はフリーのダンサーとして活動中。

 

澤田有紀「KW

9歳からバレエを習い、1992年より島田バレエ団にて活動。19歳で退団後、上京。安藤洋子に出会い、コンテンポラリーダンスを学び始める。1999年より木佐貫邦子に師事、以降「木佐貫邦子+neo」として出演を重ねる。また2000年より、自作自演のソロダンス作品(『右耳から聞こえる音 左耳から聞こえる音』『キン魚の仕事』『ラジZ』『冬の山』『KW』『テンペル』)などを発表。2006年よりグループ作品の発表にも取り組み、翌年ダンスグループ「Guell」を設立、自主公演を行う。

 

関かおり「ゆきちゃん」

5歳よりクラシックバレエを学ぶ。18歳よりモダン・コンテンポラリーダンスを学ぶと同時に創作活動を開始、'03年より発表する。代表作『少女地獄』『あたまにあ』他、木村美那子とのデュオも行う。'07年、岩渕貞太等と共に同年代パフォーマンスユニット群々を立ち上げ、現在アサヒ・アートスクエア・レジデンスアーティストとして活動中。その他ダンサーとしてCo.山田うん、大橋可也&ダンサーズ、岩渕貞太等の作品に参加。

 

藤巻有貴「ほおづき」

18歳、指輪ホテルの作品に 参加、ダンスを始めるきっかけになる。タイ舞踊からヒップホップ、パントマイム等、手当たりしだい体を動かす。22歳、演劇集団赤襟の会を立ち上げる。作、演出をてがける。最近では、ダンスユニット「ピンクぐま」として野澤健とともに、アートイベントに参加しつつ大道芸にも挑戦。活動中。「汚いものがいとおしく、最大の愛が詰まっている」を心に入れて、作品を作っています。

 

まくらとジョーロ「背中ロール」

多摩美術大学映像演劇学科卒業。東京のはじっこに住む岸洋子と横浜のはじっこに住む石原晶子の一年更新制デュオ。20084月より活動開始。