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N.N.N.〝踊りあかして、また踊る〟

2010年12月10日(金)〜12日(日)
この企画を今年の5月くらいに思いついて、ダッシュでSTスポットに話に行きました。
それでこんなにも早く実現出来ることにまず感謝します。
何かをやらなければ始りません。見ているだけ、話しているだけ、待っているだけでは何も生まれません。
そしてどんな時代でも、若い人たちの力は光っていないといけない。
ダンスをやっているならダンスで人を幸せにしてほしいなと思います。己の表現を貫いたうえで。
そんな事を期待しています。
                               KENTARO!!



N.N.Nについて


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参加グループ(上演順未定)
CRUSH THE TYMKS かえるP 木村悠介+松木萌+吉本和樹

公演詳細


CRUSH THE TYMKS
『TOKYO白書』

日々どうですか?
東京のことも少しは覚えたし、満員電車や人混みにも慣れました。
でも何が普通かわからない。私も君も正しくなんかない。
頭が狂いそうな程ここはとてもクールで寂しくて、奇跡みたいなことが起こる気もしない。
うそ。
もっと熱狂したい。全然足りない。もっともっと熱狂したい。

<プロフィール>
路上~クラブ~劇場まで「ライブ!」をモットーとした人間臭さ漂うダンスユニット。2009年日本女子体育大学自主公演で名付け親となるKENTARO!!オーディションに受かったメンバーで結成。若い女性の視点を作品に反映し、すでにあるテクニックを否定せず受け入れながらオリジナリティーを追求し、純粋に「踊る」ことで幅広い層に向けての開放的な表現を目指す。

振付 CRUSH THE TYMKS
出演 泊麻衣子 横山彰乃 高橋萌登
音楽制作 渡辺コーヘイ(RYOKU) × TYMKS


かえるP
『ケチャップ』 

忘れられて、
古くなって変色して発酵して、
使われなくなって吐き捨てられても
じじじじじじじじじじ、じっと。存在する。

<プロフィール>
かえるP:
大園康司と橋本規靖が桜美林大学を卒業後、互いの創作意欲を発展させあう場として設立したプロデュースユニット。2010年6月に第一回公演『米粒』(振付:構成・橋本規靖)を上演。かえるPのほかに、大園は冨士山アネット、橋本はNibrollなどで活動をしている。http://kaeruppp.blog76.fc2.com/

振付:大園康司
出演:橋本規靖 米田沙織 大園康司
音楽:橋本安以


木村悠介+松木萌+吉本和樹
『double fact』

様々な二重性を内包する身体、そして生きることそのもの
7月に初演された本作品を新たな形で再演する。

<プロフィール>
京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科卒、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)在籍の木村悠介を中心としたユニット。自身も振付などを行う松木萌、写真を中心に活動する吉本和樹と共にジャンルレスな表現を目指す。詳しくはWEBをご覧ください。http://www.iamas.ac.jp/~yusuke10/

構成・演出・振付:木村悠介
出演:松木萌/吉本和樹/木村悠介

引用テキスト:ジョージ・オーウェル『1984』
写真提供:吉本和樹


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公演スケジュール

■ 日程
2010年
  12月10日(金)〜12日(日)

 12/10(金)19:30
 12/11(土)14:00/18:00
 12/12(日)14:00/18:00
開演30分前より開場・受付開始。


■ チケット料金 (10月10日予約受付開始。)
前売\¥2,000 当日\¥2,200 前売学生\¥1,800(全席自由)

■ご予約・お問い合わせ
STスポット
WEB:http://www.stspot.jp/ticket/nnn/
Email: mail@stspot.jp
   TEL: 045-325-0411
 


照明プラン:森規幸(balance,inc. DESIGN)
照明操作:小沢葉月
音響:泉田雄太
舞台監督:森山香緒梨
宣伝美術:木田陽子

企画制作:STスポット
監修:KENTARO!!

主催:NPO法人STスポット横浜
共催:横浜市
助成:アサヒビール芸術文化財団
特別協力:急な坂スタジオ
協力:Crackers boat、CAN,Inc.



N.N.N.出演グループ選出について

関東から九州まで幅広い地域から25組ものご応募を頂きました。現在のコンテンポラリーダンス界において力強い作品が生まれにくい状況や、集団での活動が非常に困難であること、カンパニーを維持することの難しさなど、現在の状況を少しでも改善できないかということでこの企画をスタートしました。ダンスをしている人があるサイクルや先のビジョンを見据えて、紆余曲折をしながらも作品を創作、発表する場の入り口としてこの企画を活用してもらえないだろうかと考えています。12月にすぐ公演ということもあり、これから作るというよりはある方向性が見えていてあとは作品をどんどん仕上げていく作業ができるであろう3組を選ばせて頂きました。STスポットという小規模な劇場では十分に皆さんの期待に答えることは出来ないのですが、少しずつでも良い方向が見いだせるよう展開していきたいと考えております。

一方で、今回、ご応募頂いた皆様にはこのような劇場発信の企画だけでなく、自身での「創作」、「発表」の場をもっと作ってもらいたいということも同時に思っています。こちらで枠を作ることよりも実作者がもう一歩リスクを負って、表現の場を開拓することの重要性が今問われていると思います。重要なのは表現者自身がそれぞれの意思をさらに表明してもらいたいということではないかと。私たちはその表明を受けた上で、制作的リスクを最小限におさえる工夫や方法について共同したいと考えていますので、何かアクションを起こしたい方は是非相談に来て下さい。

2010915

STSPOT/大平勝弘