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関かおり単独公演

2009年10月23日(金)・24日(土)

 『関さんの踊り。
希望の星であるかおりさんとかおりさんの踊った「ゆきちゃん」の、瞬きするふたつの、さらに二つの眼のあいだで、分身の線とともにあること。分裂する生成。いつでもすでに崩壊しつつ、落下する時間に留まること。イメージを断つこと、危ういこと。優しい、残酷なアルトーの言葉がここでのもうひとつの星である。「ところで、身体は気息と叫びをもっているが、これらによって身体は、有機体の腐敗した最深部のなかに広がることができ、また、高次の身体が待ち構えている、こうした気息と叫びの高く輝かしい平面へとはっきりと自らを移行させることができる」。
そうして、途方もないほうへ転生させ群生すること!』

(室伏鴻/「Ko & Edge Co.」主宰・舞踏家)

 

ソロ作品とグループ作品の2本立て。

美術の中に現われる、非現実と現実の合間の世界。

 

「めい」

振付・演出・出演:関かおり


「パラティカ」

振付・演出:関かおり

出演:赤木はるか 深井三実 吉村和顕 米山明花

舞台監督:鳥養友美 音響:星野大輔 照明:阪口美和 美術:佐々瞬

衣裳:大久保美彩 宣伝美術:松山朋未 撮影:松本和幸

協力:急な坂スタジオ 制作協力:STスポット

 

公演日時

10/23(金)20:00 START

10/24(土)14:00 START  /  18:00 START

※23日及び24日14:00の前売券は予定枚数を終了致しました。

 申し訳ございませんが23日(金)に関しましては当日券も予定しておりません。

 開場は開演の20分前となります。

 

料金

前売 2500円 / 当日 2800円 学生(前売りのみ)2300円


チケット予約はコチラからお願い致します。


問合せ

045-325-0411 (STスポット)

mail@kaoriseki.info (関)

HP http://kaoriseki.info

 

[出演者プロフィール]

関かおり/Kaori Seki

1980年生まれ。ダンサー・振付家

5歳よりクラシックバレエを学び、18歳よりモダンダンス・コンテンポラリーダンスを始める。Co.山田うん、大橋可也&ダンサーズ、岩渕貞太などの作品に参加。03年より自作の発表を開始。主なソロ作品P『少女地獄』『私を好きにして』(uplink gallery)『あたまにあ』(STスポット ラボ20#19)08年「ラボ20#20」に出品した『ゆきちゃん』でラボアワード受賞。

また木村美那子とのデュオや絵画作品とのコラボレーションなども行う。07年同世代のアーティストとパフォーマンスユニット群々(むれ)を立ち上げ、08年アサヒアートスクエアのレジデントアーティスト第1号として活動。

 

赤木はるか/Haruka Akagi

1985年生まれ。

オムツが外れてすぐに谷桃子バレエ団研究所にてバレエを習い始める。
日本女子体育大学舞踊学専攻に入学。大学三年で悪い友達に引っ掛かりコンテンポラリーダンスに出会う。
佐藤和央、多田汐里と共に「ハルカ2006」を結成。2008年~2009年、谷桃子バレエ団準団員として所属。バレエ団主催公演「クリエイティブパフォーマンス」(草月ホール)にて作品を発表。山下残、三東瑠璃、荒木志水らの作品に出演。2009年5月より、伊藤キム主宰「輝く未来」所属。8月より、まえだまなみ主宰「おやつテーブル」参加。

 

深井三実/Hukai Satsumi

1982年生まれ。

3歳よりクラシックバレエを習う

大学在学中コンテンポラリーダンスに出会う、

卒業後はアルバイトと巡り合わせの舞台に励む。

コンテンポラリーダンスに魅了され今日に至る。

 

吉村和顕/Yoshimura Kazuaki

1985年生まれ。

横浜国立大学入学を期にダンスをはじめる。
在学中より創作を開始、ソロ作品「メジャー」などを発表する。
その傍ら、近藤良平振付「リンゴ企画2008」、康本雅子振付「チビルダミチルダ」など様々な振付家の公演に出演、現在に至る。

 

米山明花/Yoneyama Asuka

1990年生まれ。

5歳よりクラシックバレエを始める。藤田恭子、藤田真砂子に師事。
16歳でコンテンポラリーダンスに出会う。能美建志に師事。
現在、日本女子体育大学在学中。