2018年4月18日(水)15:02STスポット
4月21日(土)〜30日(月・祝)にままごとの新作公演「ツアー」がSTスポットで上演されます。上演に先駆けまして作・演出の柴幸男さんに今作についてと、柴さん個人についての質問に答えていただきました。
ままごととして久しぶりの劇場公演、ご期待ください!
●小さい頃好きだった遊びは?
─ふたり野球。
●影響を受けた作品や人はいますか?
─沢山います。あります。
●パン派ですか?ごはん派ですか?
∟パン派の場合好きなパンを教えてください
∟ごはん派の場合ベストオブおかずを教えてください
─ごはんです。ベストオブおかずは牛タンです。
●ティーンズ時代の一番の思い出は何ですか?
─高校の演劇部。
●幸せを感じる瞬間はどんなときですか?
─自由な時間があるとき。
●今までの人生で“忘れられない日”はありますか?また、それはどんな日でしたか?
─「日」で記憶することがないように思います。日時というよりその瞬間の出来事で覚えていることが多いです。なので忘れられない「日」はないです。
●自分の性格はどんな性格だと思いますか?
─面倒くさがり。
●オススメの小説や舞台、映画などを教えてください
─オススメというか、今回の作品の発端になっているのは「ネブラスカ」です。
●横浜に関する思い出はありますか?
─小学生の頃、姉に連れられてコスモワールドに行った記憶があります。
●ご自身が関わった公演で一番思い出深い作品は?
─悔いの残った作品。あの部分はもっと良くできたなあと思うような、今になってシーンのアップデートを思い出すような作品。
●演劇を始めたきっかけは何ですか?
─台本を書きたかったからです。
●稽古場で大事にしていることはありますか?
─近年は時間の使い方。
●柴さんの作品は音楽やリズムが特徴的ですが、音楽に台詞を(台詞を音楽に)当てはめてみようと思ったのは何故ですか?
─ラップが好きだったからだと思います。
●柴さんが良いと思う俳優像・劇作家像・演出家像とはどのようなものでしょうか?
─俳優は「目を引く」、劇作家は「締切を守る」、演出家は「引きだす」。
●いつも作品の構想を練るとき、どのように考え始めますか?
─近年は「題名」をつけるところから考えます。
●今回の出演者のみなさんを紹介してください
─大石さんは、非常に頼れる俳優だと思います。頼りがちになってしまうのが問題といえば問題です。本人がどう考えているのか気になるところです。
新菜さんは、あらためて面白い俳優だと思いました。意図しないところを意図しない形で面白く演技されることが多く驚かされます。
薫子さんは、若いのですが、もうすでに何作品もつくってきたかのような感覚で稽古場にいる感じがして良いなと思います。
●初めての劇団員全員集合の劇団公演はいかがですか?
─良くも悪くも話が早いと思います。
●今作は久々のままごととしての劇場公演ですが、劇場と劇場外で作品を作るときの意識の違いはありますか?
─違いはあります。今回は劇場外の感覚で劇場作品をつくるのが裏テーマです。
●今作品「ツアー」はどんな作品になりそうですか?
─肩の力の抜けた作品になりそうです。
質問・構成:田中美希恵
【公演情報】
ままごと「ツアー」
作・演出:柴幸男(ままごと)
出演:大石将弘(ままごと|ナイロン100℃) 小山薫子 端田新菜(ままごと|青年団)
日程:2018年4月21日(土)〜2018年4月30日(月・祝)
詳細:https://stspot.jp/schedule/?p=4232