障害・アート・身体を考える勉強会 特別支援学校の実践から考える 主催

2017年1月30日(月)、2月28日(日)

アーティストと障害のある人との協働による創作活動が少しずつ全国的に広がりを見せています。この勉強会では、現場の実践を通して、障害とアートについて議論の場を作ります。今回は、特別支援学校での取り組みについて実際の現場の様子をアーティストとともにお話していきます。参加者のみなさんと一緒に今後の活動のヒントを探していければと思います。是非ご参加ください。

■重度重複障害のある子どもたちと美術・音楽の関わり

ゲスト:井上尚子(美術家)、柴山拓郎(音楽家)

日時:2017年1月30日(月)19:00〜20:30

井上尚子(美術家)
1999年女子美術大学大学院美術研究科版画専攻修了。2005年文化庁芸術家在外研修員として1年間NY在住。現在横浜在住。環境、文化、歴史を匂いから楽しむ「くんくんウォーク」を教育機関、美術館、図書館、植物館、企業、公園、空港など日本全国で開催。2006年からアーティストや様々な研究者、異業種の方々とコラボレーション制作。2011年から視覚障害と聴覚障害者とのコラボレーションプログラムも開発しワークショップを開催。女子美術大学非常勤講師。NPO法人にじいろクレヨン監査。

柴山拓郎(音楽家)
1971年東京生まれ。東京音楽大学・同大学院を経て、東京芸術大学大学院美術研究科博士課程修了。2008年よりSaitama Muse Forum(SMF)の運営に携わり、多くのワークショップやシンポジウム等を企画運営してきた。また同時期から認知科学者・工学者との協働を行い、言語学・社会学・認知科学的な視点からの創作表現の拡張に取り組んでいる。現在東京電機大学理工学部情報システムデザイン学系准教授のほか、女子美術大学、国際基督教大学非常勤講師を兼任。

■知的障害のある子どもたちと演劇の関わり

ゲスト:花崎攝(演出家)

日時:2017年2月28日(火)19:00〜20:30

花崎攝
シアター・プラクティショナー/演劇デザインギルド。野口体操講師。応用演劇の実践を中心
に国内外で活動。主な仕事に水俣病公式確認50年事業、創作劇「水俣ば生きて」構成演出
(2006)、インドネシア(アチェ)で紛争後の和解と再生にむけた青少年の演劇ワークショップ
(2007〜2010)企画進行。障害のある人たちとの演劇グループ「みなせた」(2008〜)。フ
ィリピンで環境演劇活動、および世田谷パブリックシアター主催「地域の物語」の企画進行を
担当中。ロンドン大学芸術学修士。企業組合演劇デザインギルド専務理事。武蔵野美術大学、
日本大学芸術学部、青山学院大学非常勤講師。

■対象 障害のある人との創作活動に関心のあるアーティストやコーディネーター。アーティス
トとの協働に関心のある、障害のある方、福祉・教育・行政関係の方など。さまざまな方の参
加をお待ちしております。
■料金 無料(要予約)
■申し込み お名前(ふりがな)/人数/ご希望の回をcommunity@stspot.jpまでお送りください。

お問い合わせ STスポット横浜 地域連携事業部
Tel:045-325-0410 Mail:community@stspot.jp Web:https://stspot.jp/
文化庁委託事業「平成28年度戦略的芸術文化創造推進事業」
主催:文化庁、STスポット横浜 制作:STスポット横浜

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