ドキュントメント 『となり街の知らない踊り子』 主催

2015年5月7日(木)-5月11日(月)

少ない荷物でダンサーは隣街に旅に出た。その街では誰もが永遠に他人のままで、すれ違おうと泣こうと笑おうと殺されようと
関心を持たない。かつての知り合いに再会するも知り合いはダンサーのことを知らないようだった。この街ではすべてが不感症的に
通り過ぎ無関心的に交差する。孤独果てしない氷点下のコンクリートの上で、踊ることはダンサーに必要であるのか。

脚本・振付・演出:山本卓卓
振付・出演:北尾亘

公演日時:5月7日(木)-11日(月)
     5月7日(木)19:30-
     5月8日(金)19:30-
     5月9日(土)14:00-、19:30- 
     5月10日(日)14:00-、19:30-
     5月11日(月)17:00-

*受付は開演30分前から開始
*開場は開演20分前から開始
*学生の方は、当日受付にて学籍・年齢を確認できる証明書をご提示ください。
*作品の都合上、開演後のご入場をご遠慮願う場合がございます。
*上演時間は約90分となります。
*打ち消し線の引かれている回は売り止めとなっております。

会場:STスポット

チケット:一般2,500円/学生1,500円
     *当日は300円増し
     *全席自由

<スタッフ>
舞台監督:熊木進
照明:富山貴之
音響:相川貴
衣装:藤谷香子(FAI FAI)
宣伝美術:禺吾朗 たかくらかずき
演出助手:藤江理沙

主催:STスポット ドキュントメント
協力:急な坂スタジオ、範宙遊泳、Baobab、FAIFAI

<プロフィール>
山本卓卓 範宙遊泳代表・作家・演出家。
山梨県出身。現実と物語の境界をみつめ、その行き来によりそれらの所在位置を問い直す。 生と死、感覚と言葉、集団社会、
家族、など物語のクリエイションはその都度興味を持った対象からスタートし、より遠くを目指し普遍的な「問い」へアクセスしてゆく。
2012年には、一人の人間に焦点を当て生い立ちから掘り下げて作品化するソロプロジェクト「ドキュントメント」を始動。 近年は
文字・映像・影など2次元の要素と、3次元の俳優を組み合わせた演出が2.5次元演劇と評判を呼び、国内にとどまらず海外公演も
積極的に行っている。
『幼女X』でBangkok Theatre Festival 2014 Best Original Script(最優秀脚本賞)とBest Play(最優秀作品賞)を受賞。

北尾亘 Baobab主宰。
兵庫県出身。幼少より舞台芸術に深く携わり、ダンス・ 演劇に幅広く触れる。コンテンポラリーダンスを木佐貫邦子に師事。
近藤良平作品にも出演。俳優として、[木ノ下歌舞伎・範宙遊泳]等に出演。 自身が主宰する振付・構成・演出を担うダンス
カンパニー[Baobab]では、クラシックバレエからストリートダンスまで手広く 触れた既存のジャンルを打ち砕くように創作を続ける
。単独公演の他「KYOTO EXPERIMENT2013公式プログラム」等、数多くのフェスに参加。近年では[柿喰う客・ロロ・悪い芝居]等の
演劇作品への振付。WS講師やクラブイベントでのパフォーマンスなど多岐に渡る。
TOYOTAコレオグラフィーアワード2012 オーディエンス賞、エルスール財団新人賞 コンテンポラリーダンス部門2014受賞。

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